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執筆者の写真広大美研

作品紹介 彫刻専攻①

彫刻ゼミ所属、谷口真穂さんの作品紹介です。



『おひるね』

楠、アクリル絵具

H250×W600×D370(mm)


この作品は、以前一緒に住んでいて、既に他界した兎の「ごまちゃん」をモデルに、制作した作品です。もう一度会いたいという願いを込めて、写真などを頼りに、再現できるよう制作しました。数少ない写真などを参考に立体にすることは、想像以上に難しく、兎の一般的な骨格なども参考にしました。その経験も勉強になり、次の作品に活かすことができたと思います。




『きなこ』(写真右)、『まろん』(写真左)、『きなことまろん』(写真奥)

『きなこ』 楠、アクリル絵具  H190×W350×D170(mm)

『まろん』 楠、アクリル絵具 H300×W250×D150(mm)

『きなことまろん』 楠、アクリル絵具 H160×W350×D270(mm)


『きなこ』(写真右側)

この作品は、現在一緒に住んでいる二匹の愛兎「きなこ」と「まろん」の、「きなこ」をモデルに制作した作品です。二匹は生まれてすぐの、赤ちゃんの時から我が家に来て、まだ成長盛りの子ウサギです。日々成長し変化していく二匹を見て、今の姿も残しておきたいという思いで制作しました。「きなこ」の方はあまり動かず、いつも箱座りと呼ばれる座り方でじっとしているので、その姿を制作しました。


『まろん』(写真左側)

こちらは、二匹のうちのもう一匹である、「まろん」をモデルに制作した作品です。「きなこ」とは正反対の性格で、いつも元気に動き回り、こちらに寄ってきては、よく見上げてくるため、その姿を制作しました。二匹を制作する際は、前回の「ごまちゃん」と違い、毛並みに模様があり、着色が、より複雑だったため、モデルに近づけるのが難しかったです。


『きなことまろん』(写真奥側)

この作品では、「きなこ」と「まろん」の二匹が一緒になって、くっついて寝ているところを制作しました。生まれてすぐの時は、同じケージで一緒に住んでいて、よく作品のようにくっついて一緒に寝たり、毛繕いをし合ったりしていました。大きくなると喧嘩をしやすくなるため、怪我を避けるため違うケージになっていて、このような姿は、もうあまり目にすることができません。一緒に過ごす二匹の姿を残しておきたいと思い、この作品を制作しました。

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