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執筆者の写真広大美研

作品紹介 デザイン専攻③

デザインゼミ所属、竹林英実さんの作品紹介です。



『萌えキャラクターを活用した広島大学 PR(ポスター)』

マット紙

H840×W1782(mm)


近年、萌えキャラクターを活用した広告や企業宣伝活動が増えています。若年層をターゲットにしたものが多く、お堅いイメージのある銀行や行政機関に用いられるなど、見た目の意外性や真新しさに特徴があります。

この作品は、そのような萌えキャラクターの特徴を生かし、広島大学の魅力を発信するため、全12学部のイメージキャラクターをデザインしてポスターにしました。それぞれに学部特有の建造物や名物などをか描き入れています。また、学部ごとに男女1体ずつキャラクターを作っており、男女の服装や身体表現に工夫をしています。漫画・アニメキャラクターにありがちな誇張表現は、最近で言えば、宇崎ちゃんの献血ポスターのように、女性の過度な身体表現が問題視されることがあります。

キャラクターをデザインしていく過程で、化粧の有無や髪の長さ、スカート、腕組み、内股、胸の有無など、メディア上の性表現には男女それぞれに「自然な」表現が存在することがわかりました。このような固定化された男女の「らしさ」に縛られないように工夫しました。

キャラクターに織り込まれた学部ごとの特色や男女の身体・服装表現の違いに注目してご覧いただければと思います。



『萌えキャラクターを活用した広島大学 PR の一例(立体パネル)』

スチレンボード

H1200×W1256(mm)


作成した広島大学のイメージキャラクターをパネルにしました。予算の都合上すべての学部のキャラクターをパネルにすることが出来なかったので、教育学部のキャラクターを例としてパネルにしました。

このようなキャラクターの立体パネルは存在感があり、目を引きやすいです。一方的に情報を伝えるポスターとは異なり、観光地の顔出しパネルのように一緒に並んで写真を撮るなど、観覧者とのより近いコミュニケーションが可能であることが特徴にあります。

パネル中にはSNSのハッシュタグ機能をつけており、観覧者による情報拡散を促しています。下部のQRコードから美研のブログ、Twitterアカウントにアクセス出来るようになっていますので、皆さんお手元のスマートフォンでお試しください。




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