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執筆者の写真広大美研

2021制作展 作品紹介【絵画専攻①】

更新日:2021年9月15日

今年度もコロナ禍で移動が制限される中で、より多くの方に当コース主催の制作展をご鑑賞いただけるよう、ブログ形式で有志の作品をご紹介します。

絵画専攻・学部4年生の三島弓依さんの作品です。


《ヒダマリ》the warm

キャンバス・油彩/F100


【作者コメント】

冬を越え、暖かくなってきた春も咲き続けるビオラの花を描きました。

小さくてかわいらしい花の中に、力強い姿を感じとり、風に揺られながらもしっかり立っている姿を表現したいと思いました。 太陽に照らされた花びらの紫色と黄色から、バニラ味を連想し、バニラ味をイメージして背景を色付けしました。

私にとって身近なビオラの花が、作品を見た人にとっても親しみが湧くよう、一番大きなビオラの花を低い位置に描きました。




《訪れ》the coming

キャンバス・油彩/F100


【作者コメント】

朝のチューリップが咲いている様子を描きました。チューリップが咲いた場所の周りは、少し時間がゆっくり流れているように感じます。

丸みを帯びた花びらや葉っぱにやわらかさと丈夫さを感じ、チューリップのたおやかで強い姿を表現したいと思い、制作しました。

時期を過ぎ、今は姿を見ることができないですが、また見られるときが来たら、新たなチューリップの姿を見つけ、描きたいと思います。



花というモチーフを選び、制作で向き合われている三島さん。

描かれたビオラやチューリップは、まるで生命を吹き込まれたかのように輝いています。

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