今年度もコロナ禍で移動が制限される中で、より多くの方に当コース主催の制作展をご鑑賞いただけるよう、ブログ形式で有志の作品をご紹介します。
デザイン専攻・学部4年生の髙野咲樹さんの作品です。
《影の中に光あり》Light in the shadow
アクリルパネル・カッティングシート/H300×W300
【作者コメント】
文字の「意味」と、作品の「作用」に相互関係を持たせることで、文字表現の新たな可能性を探った作品。
タイポグラフィや映像、あえて完全に固定しない展示方法などは全て、モノの動きや時間帯によって変容する影そのものをイメージしている。
影の中に光(ヒカリ)という本来対極的な言葉を潜ませることで、視覚的なデザインはもちろん意味としてのギャップも楽しめるような作品を目指した。
背景のアニメーション映像は数パターン用意されており、なんと会期開始1日前に執念で仕上げたのだとか!
作品としての見せ方にとことんこだわる、髙野さんの探究心までも垣間見えるようです。
Commentaires