絵画ゼミの石金です。
私は自画像制作を行なっています。自己を見つめて向き合う中で、私の中にある「自分とは何か」という大きな問いの正体を探ろうとしています。しかし、その正体は、日々変貌し、曖昧で可変的なものなのです。もしかすると、一生導き出せないものかもしれません。しかし、22歳の今、自分のこれからの生き方を考える中で、私は自分が何者であるのかを知りたいのです。そういう意味では、この制作行為はある種、私の安堵のためのものなのかもしれません。
また、自画像を描くという行為が、単に自分の顔をそっくりに描くという行為なのではなく、自己を見つめ直すという自己追求行為の一環であることを明確にしたいのです。それは、学校で美術を学ぶ子どもたちにとってもきっと意味や価値のある行為だと私は思っています。
今後も、卒展に向けて研究・制作に励んでまいります。
以上、絵画ゼミの石金でした。
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