こんにちは、美術教育学ゼミM2(院2年生)の肥田野です。
お正月休みも終わり、新年も動き出しましたね!いかがお過ごしでしょうか。
修士論文の提出締切は1月末。今は、一応完成させた状態の論文を先生方に読んでもらっているところです。そわそわウィークです。
今回は、私の修士論文のキーワード、「美術」と「対話」について書きたいと思います。
私は作品をつくること、鑑賞すること、あと人と語らうことが好きです。
美術は、対話を通して新しい発見をもたらしてくれるからです。
作品をつくることは、目の前に立ち上がっていく絵との対話です。絵の具の重なりで予想外の画面やマチエールが現れたり、描く筆の感触や抵抗感で新たな感覚が自分の中に浮かび上がってきたり、絵と自分の対話で作品ができあがっていきます。
人が制作した作品を鑑賞する時も、形や色彩を通して、絵の向こうの作者や自分自身と対話をしています。作品を通して作者の心に触れたり、意識していなかった自分を見つけたりすることが楽しいです。
さらに、それを人と話してみると、さらに楽しい。
美術では、ある作品に対してなぜそう感じたのかの背景は人それぞれです。
自分では気付けなかった発見や、その人の思考や生き方に触れる機会は、美術以外では得難い楽しい時間です。
私は、「いいな!」と思った作品に出会うと、ハガキを買ったり、絵の画像をスクラップしたりしています。
あとで、作品を鑑賞した時の自分ともう一回対話できて楽しいですよ!
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