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執筆者の写真広大美研

中国国家一級博物館のVIデザインに関する研究

今回の担当は、M2生の銭さんです!銭さんは、現在行っている研究の内容について書いてくださいました!


以下本文です↓


 これまで様々な分野で漢字を用いたデザインが枚挙にいとまがないほど数多く存在している。仮名を使う日本、あるいはハングルを使う韓国と異なり、中国の文字表現は漢字しかないので、漢字の扱いは中国のデザイナーにとって、最も基本的かつ回避できない課題である。

 近年、博物館のアイデンティティを明確にし、博物館に潜んだ価値を発揮することは、だんだん数多くの博物館に重視されてきた。博物館のVI(Visual identity)を定めることは、博物館のアイデンティティを明確にするために重要な要素である。また、博物館のVIデザインにおける最も基本的な要素はロゴである。

 したがって、自分の研究は中国の1級博物館(合計130ヶ所)のVIデザインを対象にし、特にそれらのデザインに用いられた漢字という要素について考察する。そして、同じ漢字文化圏である日本の国立博物館のVIデザインを例とし、分析を行なって、前の段階から発見した課題を改めて検討して、今後中国の博物館のVIデザインに対する示唆を尋ねると考える。





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