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執筆者の写真広大美研

自給自足

みなさんこんにちは。絵画ゼミの濱田です。

西条に来て4年目、本気の冬にタジタジです。

寒いのは大嫌いなので人間も冬眠できるようになってほしいです。

皆様もどうか健康第一でお過ごしくださいませ。


「制作状況やら作品のコンセプトやらを書いて」とのことですから、少しだけ私の考えていることを書いてみます。

現在実技生は必死に制作しています。自分が美しいと思うものを形にしようと、又は何かしらメッセージを伝えようと、4年間の集大成として立派な作品が作られています。

一方私は不真面目です、と天邪鬼キメる訳では無いのですが。自分が一番の消費者、というのは間違いないと思います。


みなさんは供給側と消費側のどちらでしょうか。描くことに関しては、私はどっちもです。自分が見たいから自分でやる。私はそれが創作意欲になるのだと、卒業制作を通して強く感じました。出品した作品もギャラリートークでは個性だのお洒落だの解説しますが、私の中では考えていてもわざと説明していない部分が大半です。

ですが、いいのです。みなさんに私の意思を100%伝えたいとは思いません。(結局は天邪鬼?)解釈に正解はないので好きなように感じてもらう、というのが私のこだわりです。鑑賞者に「この作品から何を感じる?」と問えば、私自身が思いもしなかった考察を聞かせてくれるのも、とても興味深く感じます。


そんな感じで、長くなりますからここら辺にしておきましょう。可愛さと苦しみをいっぱい詰め込んだ、私の子たちに是非会いに来てくださいね。



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