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楠 明寿香


《 遠くへ 》 

1300×1620㎜

油彩・キャンバス


道の両側に茂る木がつくるトンネルの向こうには穏やかな風景が広がっています。

次に来た時には見つけられないかもしれないと思うような不思議な場所です。

実際にこの場所に立ったときの外の光の眩しさや、「この木の下を通って遠くのあの場所に行ってみたい」という気持ちを思いながら描きました。





《 階段 》

1620×1300㎜

油彩・キャンバス


階段を見下ろしていたとき、窓から入ってくる光を反射する白い壁や、手すりの影が階段に映る様子がきれいで、この空間の静けさや穏やかな眩しさを描きたいと思いました。

階段や壁をモチーフに選ぶことによる線を用いた幾何学的な構成や、彩度を抑えた色彩は、卒業論文の内容とも関連しています。





《 通り道 》

1120×1455㎜

油彩・キャンバス


いくつもアーチをくぐったいちばん先がどうなっているのか知りたい、という気持ちで描きました。

京都の水路閣を訪れたときのイメージがもとになっています。

レンガをモチーフに選んだことで、これまであまり好んで使うことの無かった暖色を取り入れることができました。これからはもっと使ってみようと思います。





《 風景 》

894×1455㎜

油彩・キャンバス


どこかにある窓から見た風景です。実際に見たことのある風景と、こんな風景が見たい、という風景をひとつにして描きました。

卒業制作作品は図らずも囲むような構図のものが多くなりました。自分が絵画を、不思議な場所やあったらいいと思う場所、見てみたい風景とつながる入り口のようなものだと感じていることがこのような形で表れたのだと思います。

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