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上馬場 一花



《花嫁−角隠し−》

H1600×W600×D800(mm)

石膏、鉄

本作品は婚姻の儀で花嫁が着用する角隠しをモチーフに制作しました。角隠しには,「怒りの象徴である角(つの)を隠すことによって,従順で淑やかな妻になる」という意味があります。



《花嫁−綿帽子−》

H1600×W600×D500(mm)

石膏、鉄

モチーフは和装の婚礼で用いられる綿帽子です。花嫁が身につける白色は,綿帽子を含む全てに「嫁ぎ先のどんな色にも染まる」という意味があります。

眩しい白色は希望を,綿帽子の中に落ちる影は未来への不安を表しています。 


《花嫁−ウェディングドレス−』

H1200×W1250×D1600(mm)

石膏

ドレスの上に這う蛇たちはそれぞれ対になっています。絡み合う蛇たちの関係性を「堅い絆」ととるか、「しがらみ」ととるかは人それぞれなのでしょう。



上馬場 一花/彫刻ゼミ

ジェンダーとそれに係る様々なトピックを多角的に考察していくとともに,私自身のジェンダー観,結婚観を彫刻作品として落とし込むことを目指しました。作品制作中、道具を散らかし過ぎてよく怒られています。1時間に一回は物をなくしている気がします。

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